表情筋に注目したら、相手の気持ちを読める?

どんなに言葉でごまかしたところで、表情筋まで操ることはなかなか出来るものではありません。

表情筋とは顔の表面部分にある筋肉のことで、
30種類以上が相互に作用して複雑な表情を作り出しています。

心理学者のカシオッポは、
被験達にさまざまな写真を見せ、
さまざまな写真を見せ
「好き」「嫌い」という感情が
顔のどこにあらわれるかを観察しました。

その結果、
「好き」という気持ちを抱いたときはきょうこつ筋(頬常筋)が、
「嫌い」という気持ちのときはしゅうび筋(皺眉筋)
動くことがわかりました。

しかも、
感情が強く強くなればなるほど、
筋肉の動きは激しくなりました。

つまり、
このふたつの筋肉の動きをよく観察していれば、
相手の気持ちや本音が手に取るようにわかるということです。

 

ちなみに、
きょうこつ筋とは頬骨から上唇や口角に繋がる筋肉のこと。

笑顔を浮かべると口角が上がるのは、
この筋肉の働きです。

また、
しゅうび筋は左右の眉毛の間、
眉間の部分にある筋肉のこと。

顔をしかめると眉間に縦被ができるのは、
この筋肉の動きによるものです。

人は本音を隠したがるものですが、
きょうこつ筋としゅうび筋は
「好き」「嫌 い」を感じ取った瞬間に動くため、
隠し切ることはできないという事です。

もっとも
訓練により表情を読ませない
という事ができる人間も世の中にはいるそうですが、
そのような人間とは会いたくないものです。

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