うつ病になりやすい年齢は25歳と50代です。
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仮面うつ病とは精神面から身体的な症状が出てきてしまううつ病の事です

仮面うつ病」という名前を聞いたことがありますか?

心理的な症状よりも、身体的な症状が前面に出てきてしまう、最近増加傾向にある、うつ病の事です。

 

厚生労働省の調査によると、「気分障害(うつ病、躁うつ病、気分変調症など)」の総患者数は111万人以上(2014年) に達し、
まだ増加傾向だそうです。

1996年の調査では約43万人、2002年の調査では72万人。つまり20年間で約2.4倍という急増ぶりです。

 

ところで、うつ病になる人の数を年齢別に見ると、25歳前後50歳代にピークがあります。

うつ病の原因として社会的ストレスがよく挙げられますが、25歳前後は「仕事に慣れてきて会社に対する不満などが出てくる年齢」。

また、50歳代は「リストラや賃金カット、教育や年金問題などが気になる年齢」ということなのでしょうか。

 

うつ病に対する理解は以前より進みましたが、未だに、怠けているだけとしか考えない人もいるようです。

 

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うつ病になりやすいのは責任感が強く真面目、仕事熱心で几帳面な性格の人

しかし、うつ病にかかりやすいのは怠け癖のある人ではなく、真面目で責任感が強く、仕事熱心で几帳面な性格の人なのです。

 

また、最近は頭痛、腰痛、めまい、食欲不振などの身体的な症状が前面に出てくる「仮面うつ病」に悩む人も急増しています。

仮面うつ病」については、厚生労働省のこんなサイトにも記載されています。
↓   ↓   ↓
知ることからはじめよう「みんなのメンタルヘルス」疲労・全身倦怠感
知ることからはじめよう「みんなのメンタルヘルス」動悸・めまい

家族が急に口数が少なくなったり、外出したがらなくなったら、「仮面うつ病」を疑ってみる必要があるかもしれません。

 

仮面うつ病」の症状として代表的なものは、疲労感が抜けずにずっと疲れが続いている、という症状です。

おそらく、自分もそうだ、という方はとても多いのではないでしょうか?

自分自身を少しチェックしてみてください。

 

疲れからくる疲労感ならば、寝れば治る、そう考えている人が多いですし、その通りです。

 

ですが、十分に睡眠時間も確保しているのに、いつまで経っても疲れが抜けない、生活に支障が出るほどの疲労感、といった症状になっているのならば、一度病院へ行き、診察を受けることをおすすめします。

 

病院については、まずは内科へ行き診察を受けて下さい。

もし身体的に異常が見られないのであれば、「仮面うつ病」を疑った方が良いかもしれません。

その場合、精神科、専門医へ相談して、出来るだけ早期発見、早期解決へ向けてカウンセリングを受けるようにしましょう。

 

精神科の受診を受けたがらない方もいるようですが、心と体には密接な関係がありますから、どうかこれから先の未来の為にも、ご自身を労ってあげて欲しいと願っています。

 

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