フラストレーション状態を心理テストで分析したら面白い?
自分が関わったプロジェクトの経過発表会の前日に、訳もわからず突然プロジェクトの中止を言い渡された。
「来週から君は転勤だから準備しといて」・・・って、後3日しかない!
組織ではありがちな事例です。
このようなフラストレーション状態になったとき、どんな反応を示すのか心理テストをしてみましょう。
人それぞれの反応は様々で、ときには激高して強い攻撃性を見せる人もいます。
自分や自分の部下が、このようなフラストレーション状態でどのような反応を示すかは、ローゼンツァイクが考案した「PFスタディ」というテストで知ることができます。
ローゼンツァイクのPFスタディテスト
本来は24枚のイラストを使って行なわれるテストですが、簡略化したテストを掲載しましたので、以下より当てはまると思われる言葉を選んでみてください。
選んだ数字が、あなたの反応となります。
あなたの反応を選択してください
1.う~ん、どしようかな・・
2.あの会社と取引中止しようと思っていたから別に構わない。
3.それじゃあ違う会社で挑戦しよう。
4.プレゼンの方法に問題があったのではないか?
5.私の指導方法に問題があったのだろうか?
6.あっそ。別に構わないよ。
7.来週また再チャレンジしてくれ。
8.代わりに私がプレゼンしてみよう。
9.まぁ気にするなよ。
1を選んだ人
失望と不満を自分以外に向けるタイプ。この傾向が強くなりすぎると問題解決を図ろうとせず、ただ打ちのめされたままでいます。
2を選んだ人
失望や不満を抑えてあらわさないタイプ。極端な場合は卑屈になる事も。
3を選んだ人
一応失望や不満の気持ちは持つが、表にはほとんど出さないタイプ。
抑圧的になることも。
4を選んだ人
相手に対し、ある程度の攻撃性を見せるタイプですが、とくに実害はないでしょう。
5を選んだ人
適度に自責や自己非難を行なうタイプ。ただし、極端になりすぎると自責の念が強くなりすぎたり、あるいは逆に反省が見られず組織に適応できなく なってしまいます。
6を選んだ人
責任を誰にも押しつけないタイプ。寛容で社会的熟成度が高い傾向が見られますが、無関心になることもあります。
7を選んだ人
不満を相手が解決してくれるのを待ったり、相手に解決を求めるタイプ。
周囲に救いや手助けを求めようとする傾向も見られます。
8を選んだ人
問題の原因が自分にあると考え自分の努力で解決しようとするタイプ。
9を選んだ人
問題が避けられなかったことだと考え、失望や不満は時が解決してくれると考えるタイプです。
極端になると、事なかれ主義になったり、法律や規則を破ることに抵抗を感じなくなります。
どうですか?面白いと言えるかは人それぞれですが、心理テストによって、性格的な人物像は見えてくるのではないでしょうか?
特に同じ仕事をしている人のタイプならば、それを踏まえて人間関係を作っていくことが出来るかも知れませんね。