目の動きと思考には深い関係があるんです
目は口ほどにものを言うと昔の人は言いましたが、
「目は脳の出先機関」と言われるほど、
目と脳には密接な関係があります。
そのため、
考えていることは目の動きに表れやすい傾向があるのです。
もしあなたが目の動きと思考の関係を知っていれば、
ビジネス等で人と交渉するときにきっと役立つはずです。
そしてそれは、全ての人に当てはまりますから、
もしあなたが知りたいのであれば、
あなたの友人や恋人の目の動きに注意してみてはいかがでしょうか？
1. 目が左上を向いた（あなたから見た場合。以下全て同じです）
未来の出来事や今までに見たことのない光景や状況を想像しています。
プレゼンテーション中にクライアントの目が左上を向いたら、
あなたの案を採用するとどうなるのかを考えている可能性が大です。
2. 目が右上を向いた
過去の体験や出来事を思い出しています。
交渉中に相手の目が右上に動いたら、
あらかじめ過去のデータなどを用意しておいた方が良いかも知れません。
3. 目が左下を向いた
身体を動かしていたり、身体的苦痛に耐えているイメージを
感じているときに見られます。
もしかすると現在進行形の話題には嫌な思い出があるのかも知れません。
ひとまず話題を変えてみるのが無難です。
4. 目が右下を向いた
音楽や声などに関心を持ったときにあらわれる動きです。
お店などで相手の目が右下に動いたら
「この曲、良いですね～」「とても良い声が聞こえてきます」等
音楽や声に関心があることを示せば、話が弾むかも知れませんね。
5. 視線を上向きにする
考えをまとめているときに見られます。
但し、あなたの提案について考えているとは限りませんので、
早とちりしないようにしてください。
6. 上目づかいにこちらを見る
自信がなく戸惑っています。
あなたに頼りたいと考えているので、自信を持った態度で
「任せてください！」「大丈夫です！」
と言ってみましょう。
但し、同じ上目づかいでも力がこもっている場合は、
あなたに怒りを感じていることが考えられます。
7. こちらを注視する
発言が本当かどうかを確かめようとしています。
自信を持った態度で対応してください。
特に、こちらの真意を確かめようとしているような場合には、
相手が不安になるような態度をとってはいけません。
いかがですか？
目の動き、この7つのパターンを知っていれば、
何気ない会話でも、心理学的な相手の状態を読むことが出来ます。
「言語学的プログラミング」という研究によると、
やはり目の動きと思考には深い関係があるのだそうです。
