突然真夜中の迎えに来てコール。でもアッシー君に愛はありません。
ある日突然、友だちと思っていた異性から
「結婚を前提に付き合ってほしい」
「両親に会ってほしい」などと言われ、
驚いたことはありませんか?
相手がこう言ったのは、
言うまでもなく、あなたのことを「好き」だから。
もちろん、あなたも相手のことが「好き」だから
友だちとして付き合っていたのでしょうが、
どこでこんな食い違いが生じてしまったのでしょうか。
実は、「好き」という感情には「ライク」と「ラブ」があります。
「ライク」とは相手に対し
「好ましい」「信頼」「尊敬」などの感情を抱くこと。
それに対し、
「ラブ」は相手に対し
「尽くしたい」「感情を分かち合いたい」「親密になりたい」
という気持ちを指します。
男性はライクとラプを混同しがちですが、女性は線引きが明確です。
たとえばデートで遅くなった場合、
恋人には「家まで送らせて終電がなくなったらかわいそう」
という気持ちが働くため、
「今日はここでお別れしましょう」と言いますが、
その直後にボーイフレンドに電話をして「迎えに来て」と言ったりします。
夜中に呼びつけられたボーイフレンドは
「もしかして、僕に気があるのかも・・・」
と思いますが、女性はクルマを持っていることを評価しているだけ。
勘違いしてキスを迫ると
平手打ちを食らうことになりますから気をつけてください。
相手に対する自分の気持ちが、
ラブなのかライクなのかわからなくなったら、
次の問いにイエス・ノーで答えてみてください。
1.彼(もしくは彼女、以下同) は適応力のある人だと思う。
2.彼と一緒にいると同じ気持ちでいられる。
3.もし選挙に彼が立候補したら必ず投票する。
4.彼の判断力を信頼している。
5.彼は知的な人物だと思う。
6.彼は私が理想とする人物だ。
7.彼は他人から賞賛されるような人になれると思う。
8.彼と私はとてもよく似ていると思う。
9.彼が落ち込んでいたら、私が元気づけてあげたい。
10.彼と喧嘩することなど考えられない。
11.彼がいない生活はとても辛いと思う。
12.彼を独占したいと強く思っている。
13.彼が過ちを犯しても大抵のことなら許すことができる。
14.彼になら、どんなことでも打ち明けることができる。
15.彼を見つめているだけで時が過ぎていくことがある。
16.寂しいときは彼に会いたくなる。
これは心理学者のルービンが考案したテストを簡略化したもので、
1~8が「ライク」を、
9~16が「ラブ」の気持ちをあらわしています。
たとえば、
1~8に「イエス」の項目が多かったが、
9~16は少なかったという人の場合、
彼(彼女)に対する気持ちはライクです。
その逆の場合、
あなたは彼(彼女)に対しラブの感情を持っています。
ルービンによると、
好意を持っていても、その人のことを愛していないということはよくあるし、
理論的には好意を持っていない人を愛することもあるそうです。