全て完結せずに「続きはまた!」と結べば、相手はあなたを忘れなくなります。
結婚を希望する男女が集まる婚活パーティーが大人気ですが、
たとえイベントでお気に入りの相手が見つかったとしても、
すぐ結婚に結びつくわけではありませんよね。
やはり、
何度もデートを重ねる必要があります。
しかし、
それには「また会いたい」と相手に思わせなければいけません。
こんなときは、
テレビ番組などにもよく使われている
「ツァイガルニク効果」を利用してみてはいかがでしょうか。
ツァイガルニク効果とは、
「日標が達成されていない未完了課題についての記憶は、
完了課題についての記憶に比べて記憶に残りやすい」
という心理のこと。
たとえばテレビを観ていると、
ストーリーが盛り上がったときに必ずCMが入ったり
「次回へ続く」となりますよね。
これは視聴者の「続きを観たい」
という気持ちを盛り上げるための心理テクニックです。
これを恋愛にも応用するのです。
最初の出会いで共通の話題が見つかったとしましょう。
気に入った相手ですから、
その日のうちに思い切りしゃべりたい
という気持ちはわかります。
しかし、
「この話の続きは次回、お会いしたときにしましょう」
と、必ず途中で切り上げること。
こうしておくと、
あなたのことやあなたとの会話が相手の記憶に強く残ります。
ちなみに、ツァイガルニクの行なった実験によると、
作業を途中で切り上げると、
完了した場合と比べて、
1.9倍も記憶に残ることがわかったそうなので、
あなたの印象も2倍近く強くなるかもしれません。
ただし、
ツァイガルニク効果は時間の経過とともに弱くなっていきます。
つまり、
あまり時間を空けずに
2度目のデートに誘った方がよいということ。
また、
何度も「続きはまた次回」とやっているとストレスが強くなり、
相手が不快になるので、
三度目のお誘いは自力でやりましょうね。